「プロフェッショナルとはなにか?」
ということを
いつも、自分に問いかけています。
先日、
私自身に、奇跡的な再会の物語がありました。
音楽家の畑さんと。
ずーっと以前に私は
茨城県というところで
〝子どもたちに本物の舞台を見せる” ためのNPOで仕事をしていました。
畑さんはその時に私がかかわった
打楽器とピアノのラテンバンドのチームリーダーで
大きなホールで
とっても楽しくて、こどもたちもノリノリのラテン音楽を披露してくれました。
音楽家のみなさんの演奏はとても上手だったし
内容も充実していたし、
子どもたちも喜んでくれて
とてもよかったのですが・・・
この作品をできるだけ安価にするという
ラテンバンドの親会社の意向で
大きなバンドには必ずついているはずの
照明と音響が
このバンドにはなく
しかたがないので方々を当たり
なんとか知人にボランティアで頼んだのです。
もちろん知人は全力でやってはくれたのですが
やはり、
にわか作りのボランティア音響さんは
舞台上のプロフェッショナルの作品を生かしているとは言い難くて、
私は残念な思いが消えませんでした。
せっかくの素晴らしい演奏と素晴らしステージ。
この作品にプロの音響と照明がいたらな・・・と本気で思いました。
だから・・・
私は思いを込めて手紙を書きました。
「プロフェッショナルとは?
最後の決めの音楽と一秒の隙間もなく、会場が暗転する。
役者の最後の表情と照明と音楽が寸分違わずに一致する瞬間。
そんなたった数秒に命をかけ、
その一秒にこだわる気持ちこそがプロの仕事なのではないか?
予算がないならないなりに
どうしたらできるか?考える。その姿勢ではないか?」
そんな内容だったと思います。
私はなんて偉そうだったんだろう!
と
手紙を出してしまってから激反省しました。
そんな畑さんに10数年の時を超えて、
私は夫の転勤で愛媛に来て
畑さんはここが実家で
そんな
当時は思いもしなかった場所での再会。
畑さんも私を覚えていてくれました。
そして
驚きの再会の後、畑さんからこんなLINEが来ました。
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(以下羽田さんからのLINE)
さくらさんに教えていただいたことは、
今の私の舞台活動をする上での基本理念になっています。
それほどまでに、あのお手紙からさくらさんの真心を感じたからです。
その時、その環境で出来ることに全力で向きうこと。
いつか、さくらさんにお会いした時に恥ずかしくない自分でいること。
迷った時こそ思い出しながらがんばろう。
あの時の決意を再確認できた1日でした。
まさに恩人です
現在、コーチングやカウンセリングのお仕事をなさっているのも、
さくらさんのお人柄を考えると、天職では?と思えました。
そして私は、これからますます相棒トイピアノと自身の体験を通じた表現を、深めていきたいと思っています。
お話したいことが山ほどあり興奮さめやらず
とりとめなくてごめんなさいね。
またお会いしておしゃべりもしたいです
こちらこそ、再会に感謝
ありがとうございます
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この世に偶然はないので、
たぶん
これも必然で、
神様の意志なのでしょう。
神さまの計らいに驚きしかありません。
この再会の意味はなんだろう?と考えます。
神さまは何を私に伝えてくれたのだろうかと。
現実は小説よりも奇なり!
神様からの奇跡は
ちょっとした日常に降り注いでいるものです。
最後に畑さんのblogもリブログします。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたにも神様の粋な計らいがありますように。
さくらあくり