今日はD・カーネギーの「道は開ける」から。本の引用も含めて、私の解釈と感想など、みなさまにお伝えしたいことを書いてみます。
「今日1日の枠の中で生きよう!」
悩んでいる人の多くは、過去の過ちや、人に言われたことや、失敗について、くよくよと何度でも反芻しています。何度も思い出しては、何度でも腹を立てたり、何度でも悔んだり、自分を責めたりしています。
何回も腹を立てたり、責めれば、過去の事実は変わりますか?
悩んでいる人の多くは、これから来るであろう未来のことに不安を抱えています。明日仕事が間に合わなかったらどうしよう。明日あーなったら困るな。来週こーなったら!
それが、今考えて対策できるものならば、対策しましょう。
でも、考えてもどうしようもないことは、明日考えましょう。来週考えましょう。
「道は開ける」にはこんな言葉が書いてあります。
船上ではブリッジに立った船長が「急転」と言いながらボタンを押す。機械のガラガラという音がして、たちまち船は各区画ごとに閉ざされてゆくー水が入りこめないように区切られてしまう。
大きな防水壁が作動する状態を想像してみてください。
もし、昨日のことで思い悩んだら、さっそくあなたの防水壁を作動させる想像をしてください。
もし、将来のことで不安になったら、将来に向けての防水壁のボタンを押してください。
マイナスな過去も、明日も締め出しましょう。
今日という一日だけは幸せでいようと、決めましょう。
不安癖は明日らかでいいと、そして、明日も、「今日一日は幸せでいよう。」と思いましょう。
毎日が新しい一日です。
今から、眠る間までの時間を、精一杯生きましょう。
どんなにつらい仕事でも、たった一日と思えば、なんとか乗り越えられます。
今日1日を生きるということは、明日の準備をする必要がないということではありません。準備すべきことはし、それ以上、無意味に思い煩っても仕方がないことを締め出すということです。
それによって、今日すべきことに全力を傾けられるということが、明日への最大の準備です。
今日一日を生きるためのワーク
①その不安は明日考えてもいいことではないですか?
②未来のワクワクを思うことはいいことですが、そのための今を生きていますか?現在を逃避していませんか?
③過去の出来事を後悔して、なんども反芻していませんか?それによって今の自分を何度も傷つけていませんか?
④「今日は新しい一日。今日一日だけは幸せでいよう。」と毎朝自分に言ってみてください。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが幸せでありますように。
さくらあくり