ある神社の神主さんに、
以前お聞きしたお話です。
その神社の祠の中には
「鏡」が置いてあるそうなのですが
手を合わせて拝むと
その正面には、鏡（かがみ）に写る自分がいる
つまり
写っている自分こそが神であり
その神に
我（が）を足したものが か・が・み （鏡）＝自分である
という思想を伝えているということでした。
神さまに我をたしたものが人間
逆を言うと
人間（写っている自分）から
我（が）を取り除いたものが＝神である。
我（私が！自分が！）という思いを手放せば、
神になれるということだそうです。
以前もブログで書かせていただきましたが、
「宇宙の方程式」や
「現人神（あらひとがみ）の霊力」などの
多くの著書と
全国での公演で
人間の能力を最大限に生かす方法などを提唱している
保江邦夫さんという物理学者の方が
現人神（あらひとがみ）になる方法
＝神に近づく方法
として次の３つのことを上げています。
①あるがまま
②今ここ
③世界で一番弱い人間であることを認める
このお話を聞いたとき
めちゃくちゃ感動したんです、私。 (´;ω;｀)
①あるがまま
②今ここ
もすごいですが・・・
③世界一弱い人間になる・世界一弱い人間であると認める
これってすごくないですか！？
すごい「自己受容」だとおもいませんか？
自分なんてとてもちっぽけな存在であるということを認める。
自分にできることなんて、たかが知れている、と知る。
自分の弱さを受け入れて
自分の非力を認める
これこそが「我」を外すということなんじゃないかと思いました。
引き寄せのバイブルと言われている「ザ・シークレット」でいうところの
創造のプロセス
①お願いする
②信じる
③受け取る
の①お願いする、お任せする。
自分（人間）になんて何もできない
だから
神さまにおまかせする。
そう考えると、力が抜けて楽ですよね。
この脱力
この楽（らく）さが
意識のスイッチ切り替えのターニングポイントかもしれません。
引き寄せタッピングで有名な山富浩司さんも
昔多額の借金に追われて奔走していたドン底時代に
ある時ふっと
「命まではとられまい」と
突然体から力が抜けて気持ちがすっと楽になった瞬間があり、
その瞬間がターニングポイントとなって
そこから様々な引き寄せがやってきたそうです。
この自己受容力！
これにはこんなにもパワーがあるんです！
強くなりたいですよね。
能力を持ちたいですよ
成功したいし
お金持ちになりたい。
でも、
私たちは弱いくて実際にはほとんど何もできない無力な存在です。
私が（顕在意識で）考えられることなんてたかが知れてる・・・
それが本当に受け入れられてはじめて
じゃあ弱い立場として何ができるのか？と潜在意識は考える
そして
祈ること
おまかせすること
頼ることにシフトする
そこで
初めて顕在意識の領域から
「潜在意識」の「神」の部分が発動される!!
つまり
我（が）とは＝顕在意識で
神とは＝潜在意識なんじゃないかなと思います。
自分は弱い！顕在意識だけでなんて何もできない！
これを知っている人ほど強い人はいません。
それが本当に納得できたら
それこそが【神】に近づき
自分の能力を最大限に発揮できる方法なんじゃないかな、と思います。
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