お昼までにやらなければならない仕事があり、早朝からカフェでお仕事中です。
コメダ珈琲のモーニングの卵のふわふわのペーストセット。
本日も愛読書「道は開ける」から、私の解釈と、感想と、ワークをシェアしたいと思います。
たしか、先週書いた記事 引き寄せの法則の大敵「執着心」と闘う
にも同じことを書いたような気がします。
「起こりうる最悪の事態を受け入れる。」
悩みの多くは、現実の実態よりも増大していることが多いです。
恐れや、不安に注目するあまり、現実よりもずっと大きな幻想を持ってしまっていることもたくさんあります。
冷静になって、いちどリストアップしてみると、それほど最悪ではないと気が付きます。
もしくはそれが本当に最悪だったとしても、一度受け入れることで、そこからどうしたらいいか?
を冷静に考えられるようになります。
「道は開ける」には、こんな例があります。
ある石油会社の社長が、自分で知らなかった会社の不正について恐喝され、
悩み、苦悩のあまり病気になってしまいました。夜も眠れず、食事ものどを通らず、
日々半狂乱で堂々巡りの毎日でした。
そのとき、ある冊子にかいてあった言葉で我に返りました。
「最悪の事態を直視せよ。」
では、最悪の事態はなにか?自問しました。
会社の倒産です。
そして自分に言い聞かせました。
「よし、最悪倒産しよう。何が困る?新しく職を探すだけじゃないか!」
数日ぶりに安堵と落ち着きをとりもどしたと書いてあります。
それから、思考力を取り戻し、弁護士に相談したり、地方検事に相談し事態は解決したのです。
私も、コーチングの中で冷静に物事を整理してみるということをやってもらっています。
このままでは、会社の人に迷惑かけちゃうかもしれないし、上司におこられるかもしれなし・・・・。
それで、迷惑はかけちゃったんですか? いいえ。
上司には怒られたんですか? いいえ。
では、最悪はどんなことが起こりますか? 残業くらいです。
うん、じゃあ、最悪残業しよう。
これは、極端な例だとしても、かなり多くの場合、実態以上の妄想に恐怖を感じていることも多いです。
冷静に整理してみると、受け入れられないほどの、最悪の可能性は低いです。
乗り越えられない壁はやってきません。
悩みを解決するためのワーク
①あなたが悩んでいることで起こりうる最悪の事態は何ですか?
いつもの私のワーク同様、リストにしてみてください。
②やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をしましょう。
そこが底辺です。最悪、その底辺まで落ちましょう。それ以上落ちようがないところまで。
少しほっとしませんか?あとは上がっていくだけです。
③そのうえでどうしたらその底の状態から上がっていくか、を考えましょう。
今悩んでいる人、苦しんでいる人はぜひやってみてください。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが心安らかでありますように。
さくらあくり