引き寄せの法則の最大の敵は!・・・・信じることができない心。
そして
2番目の敵は・・・執着心です。
引き寄せの法則の本をいくら読んでも、
いくら未来を想像しても、
どんなに強く願っても、
叶えられなのは、「執着心」があるからです。
ああ。お金が欲しいな、と思います。
できれば、次の20日までに欲しいな、と。
20日に支払いがあるんだよな、
・・・
お金が入らいないと困るな。どうか20日までにお金が入りますように!
という感じになってしまうと、どんな現実が引き寄せられると思いますか?
お金が入らないとこまるな。という現実です。
「執着心」には、ないと困る、という影の心が隠されています。
引き寄せの法則はとてもシンプルで正直なので、その自分でもみえていない影の心をちゃんと実現してくれます。
では、今窮地にある人はどうすればいいか?
起こりうる最悪の事態を想像してみましょう。
あなたが、今抱えている問題の起こりうる最悪の事態はなんですか?
人は不安になると、不安にどんどん注目していきます。そうすると、その不安は増大していきます。
現実以上に増大して、さらに自分を不安に陥れるという悪循環、マイナススパイラルに入ってしまいます。
ここで、冷静に頭を整理することで、本当の実態が見えてきます。
その不安の実態は、意外と、思っているよりも大きくないかもしれませんよ。
そして、受け入れましょう。
その最悪の事態を。
それがもし、家族に危害が及ぶとか、命にかかわるようなことならば、警察に相談するなど、冷静に対処するべきです。
でも、そうでないならば、とりあえず、なんとかなります。
ママ友に仲間外れにされても、また別の世界で新しい友達をつくればいいし、
職場の人全員を敵に回したとしても、命まではとられないし、
出て行ってしまった彼女が戻ってこなくても、しばらくは一人を楽しむのもよし。
以前、引き寄せの法則の本を、たくさん書いている山富浩司さんという方の講演会で聴きました。
山富さんは、昔会社をリストラされ、多大な借金があり、毎日借金取りの電話で心も病んでしまい、悩み苦しみ、体も壊してしまいました。
引き寄せの本も何十冊と読み、引き寄せを起こしたくて、毎日強く願っていましたが、逆に事態は悪くなるばかり。
そんな最悪の事態がしばらくつづいた、ある時、ふっと思ったそうです。
「まあ、いいか。」と。
「これ以上は悪くならないか。」と。
そうしたら、とても肩の力が抜けて、心からほっとした。と言っていました。
あの、ほっとした気持ちは今でも忘れられないと。
そこから、山富さんの引き寄せは始まったのです。
今では大ベストセラー作家。大変なお金持ちです。
その講演会では特にそのことに関しては触れて言いませんでしたが、
私は家に帰ってから考えました。
この「まあいいか。」にすごく重要なポイントがあると思いました。
山富さんの心から、「執着心」が抜けた瞬間だったのではないかと思いました。
どんなに最悪な状況をも、
一回受け入れて認めることで、執着心が抜けます。
そこから、ようやく次の引き寄せの波がやってくるのです。
次回は、この「受け入れる」ためのひとりでできるワークを書きます。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたの夢が叶いますように。
さくらあくり