「おまえなんかに出来るはずがない」
「おまえはダメな人間だ」
「おまえはどこか劣っている」
何をやろうと思っても、
新しい挑戦をしようと思っても、
なんども
何度も
足を引っ張るこの言葉が
頭の中から聞こえてくる・・・
全身から力を奪い、
明るい光を遮り、
前に踏み出そうとする、私の肩にぶら下がる重たい暗闇。
この言葉が聞こえる限り
きっと、私は何もできないんじゃないかと感じる・・・・
ちょっとまって！
それは
あなた自身の声ではありません！
その言葉、聞き覚えありませんか？
お母さんが、
お父さんが、
大人の誰かが、
いつもあなたに呟いていませんでしたか？
いつも口癖のように繰り返し聞かされてきた言葉を
私たちは無意識で
大人になった今も
頭の中で何度も鳴り響かせています。
それは、
あなたの頭の中で今でも再生されつづけている
「誰かの声」ですよ。
私たちは1日に、なんと！4万～6万回もの脳内での会話をしていると言われています。
この脳内の対話が、人生の質を決めているといっても過言ではなくらい
私たちの気分に影響を与えているのです。
頭の中で、繰り返し、鳴り響きつづける
その言葉
一度冷静に感じて、分析してみてください。
Wさんは、
セラピストとして、独立し、起業したいと考えていました。
自分のサロンを持ち、
お金も、時間も自由な生き方をしたい、それがWさんの夢、
でも、
自分に自信がなくて、
きっと自分にはできないのではないか？と考えています。
何故そう思うか？
その考え方の正体を探っていくと・・・
子どものころ、父親に勉強を教えてもらいながら、
「お前は本当にバカで、できなヤツだ」
「お前は何をやらせてもダメだ」
と言われていて
なので、Wさん
「自分はバカでできない」と本当に思い込んでいたのです。
だから
何か挑戦することを避け
やりたいことをやろうとせず、
いつも自分に自信がなくて、行動できないでいました。
そして、例の脳内デビルが
毎日何百回も頭の中でささやきます。
「私は何をやってもできないヤツ」と。
しかも
それがあまりにも日常すぎて、
自分の頭の中でこんな声が聞こえているなんて、
全く意識さえできない、
そんな状態でした。
まずは
Wさんに、この声に気づいてもらい、
自分の声ではないと知り、
自信がなかった心の仕組みを知ってもらいました。
私はできないという思い込みを、変えて、
新しい言葉をインストールしました。
その後
Wさんは、セラピストとして起業し、自分のサロンを持ち
今も活躍しています。
あなたの自己肯定感をダダ下げしているのは、
もしかしたら
「脳内デビル」かもしれませんよ。
あなたの心の声に、まずは耳をすましてみましょう。
その脳内デビルに気づくこと！
気づくって、実は凄いんですよ！
潜在意識にあったものが、顕在意識へのぼってくることで
そうなると、コントロール可能になるということです。
そして気づいたら
それは、自分の声ではない、と知りましょう。
生まれてきた時のあなたには
そんな声は聞こえていなかったはず！
それは、
生きてくる中で、刷り込まれてしまった誰かの「声」です。
だから、
その声に負けないで！
今気が付いたら、この先は
新しい、脳内天使の声をインストールすればいいのです。
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