美しい人に嫉妬してしまいます。
というクライアントへ私からのメールの返信です。
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Rさんこんにちは。
「美しさ」とは、Rさんにとって何ですかね?
私も時々考えます。
中学校の頃、
最初は全然可愛くなかったある女の子がもちまえの明るさと元気さとオーラで
卒業の時にはクラスの一番人気者になり、
男子からも女子からもモテモテだった人のことを思い出します。
その子は最後まで顔かたちは美人ではなかったですし、
特に勉強ができるわけでもないし、
スポーツが得意なわけでもないですが、
誰にでも優しくて、おおらかで、とても魅力的でした。
Rさんはお美しい方なんだろうなと想像します。
(電話のコーチングなので顔は見えません)
私たちは周りの人をひとつ幸せにすると、ひとつ「徳」が上がります。
わかりやすく「徳」=「運気」と思ってもらえばいいかと思います。
たとえば、朝会社にいってTさんが笑顔で挨拶をする。
そうすると、挨拶された社員の方はとても気持ちがいいなと感じる。
小さいけれど、「徳」とはそういうことの積み重ねです。
美人は努力によっては、その徳を得やすい。
美しい笑顔はとても気持ちがいいものです。
嫉妬してしまう相手にはできないけど、
大人のあなたにはできる「美しさ」の使い方があるはず。
それが何かを考えてみてください。
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美しい人に嫉妬してしまうという人はたぶんご自分も美しい方だと思います。
「美しさ」に大きな価値を持っているということです。
もちろん、一概には言えませんが、
こういう方はおそらく
小さいころから周囲の大人に「かわいいね」と言われながら育っていて
自分の価値=かわいいこと=見た目がよいこと
だという認識を刷り込んできている、と想像します。
それから
いつも比べられていた可能性もあります。
Aちゃんのほうが○○が上手。
Bちゃんのほうが○○ができる。
というように。
そしてなおさら
でも
私はかわいい。
と益々見た目に価値を創り出したかもしれません。
この方はひとつの例です。
でも他の人と比較されながら育った人、とても多いんです。
本日は朝と夕方の電話セッションの合間に
「エッシャー展」を観に行ってきました。
だまし絵の作家として有名なエッシャーですが、
作品のほとんどが哲学的な芸術作品で
現代アート的なデザインも素晴らしく綺麗でした。
エッシャーのこの絵、
綺麗ですよね。
スカーフにしたい。⇓
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが幸せでありますように。
さくらあくり