必ず一度は子どもの頃の話を聴きます。
無意識に採用してしまっている思い込みや考え方はほとんどの場合
育ってきた過程の中で植え付けてしまったもので
子どもの頃のことを紐解くことでその原因が探れるからです。
壮絶な人生の物語を聴くこともよくあります。
複雑な家庭で育った人や
愛を知らずに大きくなった人
虐待されてきた人。
もちろんあなたに原因はないのだけれど
それでも
私達は親と環境を選んで生まれてきたのだと私は思っています。
それぞれのやり方で「愛」を学ぶために。
私の子ども時代も辛いことがたくさんありました。
父はアルコール依存症でいつもお酒をのんでは暴れていました。
そんな時小さな私は押し入れでうずくまって泣いていました。
学校で仲間外れにされ
家にも学校にも居場所がなくて不安でいつもビクビクしていたような気がします。
20代でパニック障害になり
不安神経症にもなりました。
そんな時大失恋をしました。
私の安全地帯で私の居場所だった彼を失いました。
その時私は心に誓ったのです
「私の人生をハッピーエンドにする!」と。
このままでは終わらない!
絶対に幸せになってやる!と。
私がやったことは
自分のハッピーエンドな物語を書くこと。
自分の過去の人生をザっとノートに書きその続きを書きました。
幸せな結婚、幸せなお母さん、起業、成功、孫たちにかこまれて豊かに賑やかに楽しく暮らす・・・・。
私は結婚し、子供を授かり、起業し、お金も時間も自由で毎日がハッピーです。続きはまだまだこれからですが。
今の私にとっては
酒乱だった父も、いじめも、失恋も
すべてが私の「強み」です。
その経験こそが今の私をつくり、私を私らしくしてくれている貴重な財産です。
過去は変えられないけれど
こうして過去の捉え方は変えることができます。
あなたにどんなに辛い過去があったとしても
未来は自由に選択できます。
あなたの生まれてから死ぬまでの人生全てが見渡せる高い視点で
あなたの人生を眺めてみてください。
その視点から
いつものノートに
ここから後ろの人生のパッピーエンドな物語を書いてみてください。
そして決めましょう!ここから先は幸せになると!
そのハッピーな物語においては
不幸な過去も
辛い経験も
かけがえのない大切な起点になるのです。
あなたが描きたいのは
サクセスストーリーですか?
シンデレラの物語ですか?
この週末は東京出張でした。
出張ついでに銀座でお買い物したり、築地市場でお寿司をいただきました。
木枯らしの吹く中、人込みをかき分けてでも行ったことが報われる感動的な美味しいお寿司をいただきました。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが幸せでありますように。
さくらあくり