昨日はクライアントさまのセション時間の1時間前について
ランチいただきながらブログを書きました。
愛媛に来て1年と5か月です。
海が見えたり、山があったりと自然豊かで、素敵なカフェがいっぱいあります。
道後温泉にはラグジュアリーな高級ホテルも何件もあるので、ラクジュアリー感も味わえます。
とてもいいところで、気に入っています。
今日は
ひとりでできるワークシリーズ・・・自己肯定感を上げる6つのステップ
ステップ 3 原因を探す です。
このステップは
もしも可能ならば、私じゃなくてもいいので、あなたの知っているコーチや
お近くのカウンセラーと一緒にやられるといいと思います。
その方が早いですし、安全です。
が、もしも自分でやってみたいという方はやってみてください。
私も自分でやりました。
ステップ3で丸をした自分の嫌いなところについて考えてみてください。
昨日の例だと
人の顔色ばかり見てしまい自分を出せない。という自分の嫌いなところ。
あなたは、
いつくらいからそういう癖がついてしまったんでしょうか?
過去にそれと 全く同じ状況になってしまった時 の
記憶はありますか?
同じように両親の顔色をうかがってばかりいて、自分を出せなかった時の記憶です。
友達の集団の中で、顔色をうかがって自分の意見を言えなかった、子どものころの記憶です。
もしかしたら、自分を出して、自分の意見を言って、家族が大喧嘩になってしまったり、怒られたり、友人から仲間外れになってしまった
つらい記憶かもしれません。
くれぐれも、もし記憶をたどる時点で、とても不安になったり、恐怖を感じたりしたら無理をしないでくださいね。
記憶というものは受け取れる準備ができたら受け取れるものです。
今はまだ準備ができていないのかもしれません。
あなたの思考の癖や、
思考のパターンは 過去の原因 からきています。
私の話をします。
私は若い頃、今でいうパニック障害になったことがあります。
当時はパニック障害などという言葉がなく、不安神経症と診断をうけました。
突然訳もなく不安と恐怖に襲われるのです。進学のため都会に上京してすぐくらいの時でした。
一度なると、今度はまた不安がきたらどうしよう、と不安になります。
そんな悪循環の中で
自分を取り戻そうとして必死でした。毎日が不安と恐怖との闘いでした。
でも、きっと何か原因があるに違いないと思いました。
自分の不安の原因を探そうと思いました。
市町村が運営しているカウンセリングも受けてみましたが、なんか、全然自分を出すことができませんでした。
当時は結局思い出すことが出来なくて、そのうち、学校にも慣れて、友人もできて新しい生活に慣れてきたら、自然と治りました。
ずっと後で、大人になって、自分が記憶の糸をたどって、たぐりよせたのは、二階の押し入れの中で隠れて泣いている小さな自分でした。
小学校1年生くらいか、もっと小さかったかもしれません。
我が家は父が酒癖が悪く、よく飲んではグダグダいったり、暴れたり、母と喧嘩になったり、大声で怒ったりしていました。
普段大好きだった父が怒り出したり、暴れだしたり、、両親が喧嘩しだすと、怖くて、怖くて、たまりませんでした。
母も私にそんな父を見せたくなかったので、いつも二階に行くように言われました。
小さな私は家の中で安全な居場所を失いました。
そんな時は二階の押し入れに隠れて泣いていました。
大好きな両親は喧嘩をし、私は居場所を失い、不安で、不安でただ泣いていました、
そんな小さな押し入れの中の自分を発見した時は
衝撃でした。
完全に記憶から消していたからです。
もちろん、大人の私も泣きました。
あの時の不安と悲しみが胸によみがえってきました。
胸が張り裂けそうなほど痛くて、小さな自分がかわいそうで、泣きなした。
おそらく、知っている人もいない一人暮らしと、居場所のなさが繋がっていたのだと思います。
そのことを思い出したのはもっとずっと後でした。
家庭をもって、母親になってからでした。
そのことは、私の性格に大きな後遺症を残していました。
私は、自分がありのままで自由で、ただ存在しているだけで愛されるとは
認めることができませんでした。
いつも大人の顔色をみて、安全かどうかを見極め自分を隠して生きていました。
あなたは何か、思い出すことはありますか?
それはつらい記憶ですか?
何度も言いますが、
いつか、必ず受け取れる準備ができたら、思い出しますから。
無理はしないでくださいね。
今ではないのかもしれません。
なるべくなら、コーチか、カウンセラーとご一緒にされることを
お勧めいたします。
明日は ステップ4 小さな自分を癒すワークです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
今日もあなたが幸せでありますように。
さくらあくり